ブックメーカーとは欧米などで見られる、賭博業を営む会社のことを示します。賭けの対象は実に幅広く、サッカーや野球などのスポーツの結果はもちろんのこと、選挙の結果やアカデミー賞の受賞者、天気の予想なども含まれます。特徴的なのは、政府や地方自治体の許可を得て営業を行っている点です。ブックメーカーが主催する賭け事に参加する人は大変多く、その目的もさまざまです。例えば、スポーツやイベントをより一層楽しむため、あるいは投資目的などが挙げられます。
なお、賭けの仕組みは競馬に酷似していて、各選択肢に「オッズ」が設定されています。例えば、野球でAチームが勝ちの場合に1.8倍、Bチームの勝ちに2.5倍、引き分けなら4.0倍というようにです。そして、結果が当たればオッズに基づいた配当が支払われるのが大まかな仕組みです。
ゲームへの参加方法についても確認しておきましょう。参加者は、好評されているオッズの配当をもとに、選択肢を選びお金を支払います。そして、この時支払うお金はその国での通貨で決済するのが一般的です。ただし、近年ではビットコインでベットできるブックメーカーも増えているようです。ビットコインを使うメリットは、例えば円からドルやユーロに換金する必要がないことがあります。つまり、ますます誰でも参加できるゲームになってきています。